今日は、7区のセーヌ川のほとりにあるケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館(le musée du quai Branly – Jacques Chirac)で行われた幼児向けイベントに参加。妻が仕事でいない平日の日中に子供とどう過ごすかが課題なので、お金はかかるものの、平日に行われるこうしたイベントはほんと助かる。
ケ・ブランリー美術館は、アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニア各地の原始美術品(土器、偶像、衣服など)を中心に展示。ジャン・ヌーベルという著名なフランス人建築家が設計しており、おしゃれなつくりである。
ちなみに、「quai Branly」(ケ・ブランリー)とは、Branlyと名のついたセーヌ川河岸で、Jacques Chiracはかの有名なフランスの首相と大統領を務めた政治家である。
今回参加したイベントは、Ma petite visite contée – Maman Serpentと題した3歳未満の子ども向けイベント。
ヘビの子供がお母さんヘビを探す旅に出るというストーリーに基づき、美術館内のアフリカとラテン・アメリカの展覧スペースを簡単に回るツアー。ガイド役を務める美術館のスタッフが、歌を歌ったり、小さな楽器を使って音を慣らしたり、動物の鳴き声したり、と子供の注意を引くための仕掛けを終始行ってくれるので、ストーリーが理解できなくとも子供は十分楽しめる(フランス人の子供も、小さい子は多分ストーリーはきちんと理解していないはず)。うちの子供も、おおむねガイドに集中していた。
今日は、我が家を含め6-7組の子供とその家族(大半がお母さん、一部祖父母、我が家だけ父子)が参加。10時にスタートし(注:日によっては11時開始の日もある)、10:45にはイベントが終了し、その後子供と二人で美術館内をぶらぶらし、11時過ぎには終了。我々が参加したツアー以外にも、小学生等向けのツアーも行われており、幾分にぎやかなため、子供が少しくらいはしゃいでも浮かない雰囲気なのがよい。
予め美術館のウェブサイトから、アカウント登録と、予約&料金支払い(14ユーロ、子供は不要)を行えば、登録したメールアドレスにチケットがPDFで送付される。当日は、その電子チケットを入口で見せれば入場できる。
我が家は失念していたが、スタンプ・ブック(Passport pour l’Aventure)をもらうことができ、3回訪問分のスタンプをもらうと、子供向けのプレゼントがもらえたり、特別料金が利用できたりするらしい(チケットに記載)。
このイベントは週に2-3回開催されており、このイベントの続編として、Ma petite visite contée : le voyage de Petit oursというのもあるようだ。
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