幼児用の食品に注意!Le monde紙の記事より

2023年10月20日付の仏紙Le Mondeに、「幼児向け食品に過度な糖分と添加物」(Alimentation des bébés : des produits trop sucrés et trop riches en additifs)という記事が掲載。

ポイントをまとめると以下の通り。

  • 今年10月に、フランスの消費・住宅・生活環境協会が発表した調査報告書によれば、フランス国内で売られている幼児用(6-36か月)食品207品目を調べたところ、そのうち30%が砂糖やはちみつを含んでおり、38%が添加物を含んでいた。
  • また、これらの食品の原材料を確認したところ、全体的に世界保健機構(WHO)による幼児食品の基準が順守されていなかった。
  • 全体の商品の8割において、「健康的」や「子供の良い」といった売り文句が使われているが、必ずしも「砂糖が使われていない」ことを意味しておらず、消費者の誤解されるものとなっている。
  • 同協会によれば、一般的なプレーンヨーグルトや加糖なしの果物ピュレが子供にとって最も健康的な選択肢であり、またBioと記載された商品については添加物の使用が厳しく管理されている、とのこと。

改めて、今購入している子供用のおやつの原材料を確認するよい機会となった。

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