初めての小児科医受診

1歳半の子供に、鼻水・咳といった風邪の初期症状が出てきたため、小児科医に受診することとなった。フランスは小規模のクリニックが多く?、何かあったときにすぐに診察してもらえるクリニックを見つけておくことが大事とのことで、今回の子供の症状は軽症であるものの、クリニック探しの観点から受診することに決めた。

医師検索アプリ Doctolib (参考:Doctolibについてこちらの記事を参照)で、近所の小児科医(フランス語でPédiatre)を検索し、学歴・職歴から以下の医師に診てもらうことにした。

Dr. Anne Sylvestre Michot

住所:15 Quai Louis Blériot, 75016 Paris

最初にいいなと思った医師は12月まで予約が取れないようだったので、1週間後に予約が取れるこの方を選択。この方ですら、Doctolibアプリ上で初診を選択すると11月まで予約がとれない状況だったので、再診として選択して1週間後の予約を確保。

当日、セーヌ川のほとりのマンションの一室にあるクリニックを訪問。「クリニック」というより、事務所的な感じであり、応接間と診察室がある程度。子供用のおもちゃが多く置いてあり、子供は早速それらの虜に。

初診と言うこともあり、簡単に症状を説明した後、身長・体重測定や発育チェックをしてくされた。発育に問題はなかったが、風邪のせいで片耳がウィルス感染している(infecté)とのこと。抗生物質を処方してもらった。10日間薬を飲めば治るだろうとのこと。

その際、フランスでは冬は日照量も少ないこともあり、子供に対してビタミンDの摂取を推奨しているとのことで、処方の希望を聞かれ、良く分からなかったがとりあえずもらっておくことに。後で調べていると、ビタミンDは 子どもの成長に必要なカルシウムの吸収に必要な栄養で、日光に当たることで作られるが、室内で過ごしがちな赤ちゃんはこのビタミンが不足がちで、サプリメントとして与えることが普通とのこと。妻に聞いてみると、わが子も日本にいた頃に一時期飲ませていたとのこと(確かに飲ませていた!!)

また、carnet de santé (日本で言う母子手帳)の有無を聞かれ、持っていないと答えると、区役所でもらえるよと教えてくれた(今回測った身長や体重も、本来はこの手帳に医師が記録する必要があった模様)。

今回の医師が優れた先生かは分からないが、少なくともこちらの言うことをしっかり聞いてくれ、また丁寧に色々説明してくれたので、何か困ったときにはここに来ようと思った。また、英語でも対応可能とのこと。なお、緊急時には電話すればアポを調整してくれるとのこと。ありがたし。我々の後にも、アジア人らしき母子が診察のために来ていた。

ということで、何とか初めての小児科診察を終えた、、、

コメント

タイトルとURLをコピーしました