フランスのチャイルドシート規制

 フランスでは、チャイルドシートに関する規制が厳しい。

 フランスの法律では、10歳以下の子供が車に乗る際、運転中は後部座席のチャイルドシートに乗せることが義務付けられています(参考:日本では6歳未満の子供にチャイルドシートが義務)。違反した場合には、通常135ユーロの罰金が科せられます(最大750ユーロ)。

参考サイト:フランス政府の行政関連サイト(英文)

 ただし、いくつか例外が認められる場合があり、タクシーや公共交通機関に乗る場合もこの例外に含まれます。つまり、乗車するタクシーがチャイルドシートを持ち合わせていなくとも、10歳以下の子供を乗せることができます(そりゃそうだ)。

 一方、Uberを含む、タクシー登録をしていないが、乗客を乗車することを認められた車(通称「VTC」※)については、この法律が除外されないようです(これを示す確たる根拠文書は確認できていません)。従って、10歳以下の子供を連れてUberを利用する際には、チャイルドシートを持った車を手配する他ないです。

 10歳以下の子供を連れて移動する際には留意が必要です。

※参考:パリ観光局サイトでは、VTC(Cars with a driver)を以下のように説明しています。

Cars with a driver (VTC) created in 2009 are private companies whose vehicles do not have a taxi sign on the roof nor a metre inside and which can only accept passengers if a booking has been previously been made for them. Services are personalized and a fixed price is decided on in advance. A variety of vehicles are offered including cars, minivans and limousines.

参考サイト:パリ観光局サイト

 

コメント

  1. […] 来仏当初は、Uberを利用することを考えていたが、子供を連れての利用を考えると、チャイルド・シート設置の義務(参考:過去の投稿)との関係で、タクシーの方が便利と考えるに至った。そこで、早速タクシー会社「G7」のアプリをダウンロード。 […]

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